30代女、精神病とともに生きる話。克服への道のり。

統合失調症と診断されたのと、不安感が強いです。被害妄想等辛い日々ですが、克服するため奮闘しております。前よりは良くなってきました。同じ思いをしている方やそのご家族に読んで貰いたいです。

嫌な記憶で涙

先日の話なのですが、朝風呂した時嫌な記憶を思い出して久しぶりに泣いてしまいました。
3つほど思い出しました。
その3つは私に対して「数人で強く意見を言ってくる」でした。
1つ目は、中学生の頃、コンクール直前の大変な時期の部活(吹奏楽)を誰にも相談せずにいきなり辞めたので、その後、教室前の廊下で吹奏楽部の同級生4〜5人くらいから「なんで何も言わずに辞めたの?!」と問い詰められた時の思い出。その時は何も言わず逃げ出してしまいました。

本当は、週に一回(土曜日かな?)来る厳しくて怖い男の先生が嫌で、朝吐き気で苦しくて、このままじゃもたない、耐えられない!と限界で顧問の先生に電話して辞めました。
顧問の先生からは「忙しい時に辞められたら困るから辞めないで。」と言われましたが、もうムリだったので辞めると言ったら「先生知らないよ」と怒り気味に言われました。
先生にも理由は言えませんでした。

その頃はなんて言えばいいか分からなかったのかもしれないです。恥ずかしいという気持ちもあったのかも。


2つ目は、専門学校で、数学の問題を解くというのをグループでやったのですが、私はなぜかボーッとしていて、気づいたら一人の人がといていました。
他のメンバーもその人に任せていました。
そのあと、授業が終わり、クラスのほとんどの人が居なくなってました。
お昼買いに行ったり、食べに行ったりしてたのかな?
それで、いつの間にか授業が終わったので自分の席に戻ったのですが、後ろのほうではまだ問題をといてるようでした。
その人の友達数人が手伝ってるようでした。
見たら、あまり仲良くない人も居て、行きづらいなと思い、行くのを辞めました。
そしたら、その友達数人のうちの一人がこっちに来ました。
その子とは少し仲良くなってました。
「まだ問題といてるから一緒にやろう」と言われたのですが、「私は頭悪いから行っても意味ないと思う。邪魔になるだけだよ」と言いました。
他の子達が手伝ってるから、私がいなくても大丈夫だと思ったし、といてる人は勝手に頭が良いイメージがありました。
そして、仲良くない人が居て怖いと思ってしまいました。

本当なら、自分の問題でもあるし、出来なくても人に任せるのではなく行くべきだったと思います。

なんか、その頃ボーッとしてたんですよね。
何事も真剣やってないというか。
授業中も絵を描いたり寝てたりしてました。

周りが見えてなかったというか、人の気持ちを考えてなかったのかもしれないです。

それで、しばらく自分の席に居たら、私の前に友達達とずらりと並んで、その中の一人、怖そうだなと思った人が「ありえないよね〜」と私に向かって言ってるのか友達に言ってるのか分からない感じで言ってきました。
遠回しに言う感じが余計怖かったです。
その場に耐えられず、トイレに逃げ込み、少し泣いて戻りました。
私からは何も言わなかったです。

その後は、休みがちになったりしたのですが、問題をといてた人から学校においでとメールがあったりして、行くようになりました。
その人からはその時の話は触れられなかったです。

他の人達も何も無かったかのようにその事には触れなかったです。
私は傷ついたのに。

ありえないと言ってきた怖い女子と一緒のグループになったとき、その子から普通に話しかけられても、震えて、上手く笑えず、体から拒否反応が出てました。
軽いトラウマになってました。

前はあの時のことを思い出しては泣いてましたが、今となってはその子も(悪口言ってきた子)幼稚!苦手!嫌い!って思います。

相手も若いからそういう態度になってしまったのかもしれませんが。(私より年上だったけど)


3つ目は、昔働いてたバイト先の後輩2人から、挨拶がなってない!と注意された事。
働いて1年以上はたってたのかな?段々と慣れてきて、先輩のおばちゃん達とも仲良くなり、朝の挨拶が「ぉはようございま〜す」とテキトーになってました。
声も小さく、軽〜い感じで言ってました。
たぶん理由は、朝で眠いのと、慣れてきたのがあると思います。
そしたら、入りたての後輩2人から言われました。
「先輩相手に、はっきり挨拶したほうがいい!」と。
その時の心境は、なんだか泣きそうになりました。
多数決というか、数人対一人が苦手です。
というか、なぜ後輩に「先輩にはこうするべき」と言われなきゃならないのか。
先輩に言われるならまだしも、あなた達に言われる筋合いは無いと。
まだ、二人のうちの一人、中国人の男性は年上だったので言われても仕方ないかなとも思いましたが、もう一人の後輩は、後輩のうえに年下の女の子。
その子がその意見に賛同したうえ、自分の意見も言ってきたのが悲しくなりました。

正論なのですが、悔しかったです。

後輩女子は、他のバイトのおばちゃんにも遠慮なくズバッとツッコミとかいれていたので、陰で嫌がられてました。
からしたら、そのおばちゃんは怖かったので、よくいくなと思ってました。


まぁ、そのムカつく後輩女子とは、趣味も合わないし性格も合わなかったのですが、辞めた今でも仲良く友達として、むしろ親友に近いくらいの仲になってます。
数少ない友達の中の一人です(笑)


3つのこの経験が、トラウマというか、悲しい記憶で、たまに思い出して泣いてしまいますが、この3つに関連されてるのが「言われっぱなしで自分の意見を言ってない。逃げてる。」のではないかと思います。
今となっては、目を冷ます経験なのではないか。
ダラダラ生きてましたが、しっかり自分の意思を持って、自分はどう思ってるのか常に考え、心も理解して、意見も言えるように自信を持つ。
それが人として大切な事かなと思います。


自分の気持ちを言いたくても、なんて言ったらいいか分からない、恥ずかしいから言わないのではなく、上手く話せなくても伝えようとするのも大事だと思いました。


その方が生きやすくなるかも。


施設長に、泣いた事を話し、この3つの話しをしました。(長くなるので面倒くさいし、最後まで聞いてくれるか勇気がいるし、上手く言えるか不安だったけど、頑張って伝えました)
そしたら、「全部解決してないで終わってるから、たまに思い出すんじゃない?」と言われました。
じゃあ、今更解決できないし、また思い出しますかね。と言ったら、「今度そういう場面にあったらどうするか、考えるといいんじゃない?」と言われました。
なるほど。確かに。

そういう意見をもらって、相談して良かったと思いました。

お母さんと比較するのは良くないけど、お母さんに話したら「またそんな昔の事思い出したの?もっと前向きに考えないと」と昔の話なんだから考えても仕方がないと言われましたが、勝手に思い出されちゃうし、前向きにって、悩んでる時に言われても困ります。
そんな簡単に前向きにはなりません。

施設長と話をして解決の糸口が見えてきた気がします。

お母さんのフォローをするようですが、いつもは悩みを聞いてくれて、スッキリするので助かってます。


以上、「嫌な記憶で涙」でした。